伊藤忠エネクスグループ

プチくらしの森

この冬は乾燥・結露を徹底対策!

室内の「乾燥」と「結露」が気になりだす季節。今回は、そんな悩みの原因と対策について解説します。この冬は、乾燥と結露を防いで快適な部屋づくりに挑戦してみましょう!

発生する条件&メカニズム

乾燥は

暖房と水蒸気の量が原因

冬の乾燥は、暖房機器の使用と、気温の低下により空気中に存在できる水蒸気の量が減少することが主な原因です。

結露は

室内と屋外の温度差に注意

空気中の水蒸気が、冷えた窓などに触れて水滴になる現象が結露です。外気と室内の温度差が10℃以上になると発生しやすくなります。

室内の乾燥と結露を放置できない理由

気がつくと窓まわりがカビていたり、部屋で過ごしていたらのどに違和感を覚えたり…。その原因は、乾燥や結露を放置してしまったせいかも!?

●乾燥編

風邪をひきやすくなる

ウイルスは湿度 40%以下の乾燥した環境を好んで空気中で活発に漂うため、菌を吸い風邪をひきやすくなります。

火災発生の危険性

乾燥により建物や家具の水分量が減ると、火が大きく燃え広がる原因に。静電気で生じる自然発火にも要注意。

脱水症状になる恐れ

暖房の使用中は体内の水分量が想像以上にカラカラに…。水分補給を怠れば冬でも脱水状態になる恐れがあります。

●結露編

カーテンなどが台無しに

結露で濡れたまま放置するとカビが繁殖しやすくなります。カーテンや壁紙についた水滴はすぐに拭き取りましょう。

壁や天井が腐食しているかも

湿度が高い状態が続くと、壁の中や天井などの見えない場所にも結露が発生し、建物の劣化につながる要因となります。

ダニ・カビによる健康被害

結露が原因で繁殖したカビやダニは、人間の気管に入るとぜんそくや気管支炎など様々な健康被害につながります。

実践! 自分でできる乾燥・結露対策!

室内の乾燥や結露の困ったトラブルは、ちょっとした工夫で簡単に解決できます。
この冬の日々の暮らしにぜひ取り入れてみては。

●乾燥編

湿度計を設置する

快適だと感じる室内湿度は「40~60%」といわれています。湿度計を設置して、室内環境に気を配りましょう。

床・窓を水拭きする

床や窓を雑巾で水拭きすることで、水分が蒸発し、加湿効果が得られます。掃除にもなるので一石二鳥です!

濡れたタオルを干す・水を入れたコップを置く

睡眠中の乾燥が気になる場合は、そばに濡れたタオルを干したり、水を入れたコップを置いたりするのも効果的。

●結露編

吸水テープや防止スプレーを使う

撥水効果のあるスプレーや、吸水テープなど、結露防止に特化したアイテムなら、効率よく対策が可能です。

換気を小まめに行う

室内に湿気が留まらないように、窓を開けたり換気扇を回したり、小まめな換気を行うことも結露防止に◎。

窓に物を密着させない

窓付近に密着させて物を置くと、湿気がこもり結露が発生しやすくなるため、10㎝以上離すようにしましょう。

冬の暮らしを快適にするガス暖房の魅力

▶水蒸気の効果で乾燥知らず
ガスファンヒーター

・スピーディーな点火とハイパワーな暖房力
・家計を助けるエコ機能付き

燃焼時に水蒸気を発生するため、室内が乾燥しにくいという利点があります。冬にうれしい速暖性も魅力です。

▶室外との温度差が少ない
床暖房

・風が出ないからホコリが舞わない
・効率的な暖めでのぼせにくい

ふく射熱で空間を暖めるため室温は18℃程度に抑えられる床暖房。のぼせにくく、外気との温度差が低いため結露の心配も無用です。

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