この時季特有の不調をストップ!”梅雨だる”解消法
今年も梅雨シーズンが到来。じめじめするこの時季、体が重い、肩こりがひどい、気分まで晴れないなど、”梅雨だる”の症状に悩む人は少なくありません。ここでは”梅雨だる”の原因と、その解消法について確認していきましょう。
どうして”梅雨だる”になるの?
体は天気に敏感。低気圧の日が多いと察知した体は、休息時に作用する自律神経の1つ、副交感神経を優位にします。本来なら交感神経優位で活動する時間帯も、梅雨には体が休息モードに。こうした自律神経のバランスの崩れが、だるさや不調につながります。
生活習慣の見直しで解消
活動スイッチをオンに
起床後、意識的に活動して交感神経のスイッチをオン! ストレッチや朝ごはん、熱めのシャワーや朝風呂、冷水での洗顔などが効果的です。
炭酸入浴で疲労回復
入浴タイムには38~40℃のお湯に炭酸入浴剤を入れ、約10~20分浸かってみましょう。炭酸効果で疲労回復や血流改善ができます。
蒸しタオルで快眠を
快眠は疲労回復の基本。就寝前、蒸しタオルで目元を温めると副交感神経が優位になり、リラックスできます。目の疲れの回復効果も◎。
冷たい食べ物に注意
冷たい食べ物や飲み物の摂りすぎには要注意!血行不良やむくみにつながります。食事に温かいメニューを一品添えるなどの工夫を。
つぼ押しで解消
合谷(ごうこく)
あらゆる痛みに効く万能つぼで、頭痛や肩こりなどを緩和。イタ気持ちいいと感じる程度で押しもみしましょう。
小骨空(しょうこっくう)
目を動かす筋肉をほぐし、眼精疲労を改善します。親指と人差し指でつまみ、少し強めに押すのがベスト。
少衝(しょうしょう)/少沢(しょうたく)
少衝はイライラや不安、少沢は肩や首のこりに効果的。2つセットで、指の先端で強めに刺激してみましょう。
食事で解消
豚肉
ビタミンB1の宝庫。糖質をエネルギーに変え、疲労回復に効果的です。
しょうが
血行促進効果が抜群! 発汗作用でむくみも解消します。
コーヒー、緑茶
頭痛の元となる拡張した血管を、カフェインが収縮させます。
梅干し
疲労回復、血行・むくみ改善など効果豊富なスーパーフード!
フルーツ
フルーツに豊富なビタミンCで、免疫力をアップさせましょう。