秋のレジャー費、どうおさえる？
国内旅行費の節約術

◆早めの予約、帰省もツアー利用が◎

国内旅行の費用を節約する方法として王道的に挙げられるのが、早めの予約、日程の調整、帰省であってもツアーもあわせて比較すること、などがあります。交通もホテルも早割が用意されていることが多いですし、日曜日や平日の宿泊といった需要が下がる不人気日程の方がコストを下げられることが多いです。
帰省など、泊まる場所はあるケースの場合、新幹線や飛行機を単独で予約しがちですが、1泊だけはホテル泊をつけてツアーを手配した方が、新幹線や飛行機単独の値段よりも安いことがあります。比較してみる価値はあるでしょう。

◆割引プランが多彩な会員サービス

JR 東海、JR 西日本、JR九州では「スマートEX」や「エクスプレス予約」、JR東日本では「えきねっとトクだ値」などの割引きが受けられる会員サービスもお忘れなく。
東海道・山陽新幹線の会員制ネット予約サービス「エクスプレス予約」は年会費が1,100円かかりますが、東京→新大阪までの片道が通常 14,720 円が 13,620 円と1,100 円引きに。21日前までの予約で使える「EX早特21ワイド」の座席も獲得すれば、東京→新大阪が12,370円と2,350円引きになります。「えきねっとトクだ値」では5%などの割引きが受けられますが、早めの予約だと50％ OFFになるケースもあります。会員登録と早めの予約で恩恵が大きくなります。

◆行き先未定のミステリーチケット

行き先にこだわりがないなら、JALは「どこかにマイル」というサービスを提供していて、通常8,000 〜 20,000マイルが必要な国内の往復航空券が7,000マイルで発券できます。申込時には行き先は確定せず、移動する日付や大雑把な時間帯を指定して、4つの行き先 候補に絞られた状態で申し込み。3日以内にいずれかの行き先が決定するという内容です。
JR西日本では過去に「サイコロきっぷ」を発売。出発地が大阪や岡山など決まっていて、行き先はサイコロで確定します。行き先は自分 で決められませんが、平日5,000円で新幹線の往復を利用できるなど格安です。ANAも毎月29日に行う「ANAにキュン！」で少ないマイルで航空チケットに交換できるキャンペーンなどを実施しています。
普段よく利用している交通手段のキャンペーンの情報をつかんでおくと、お得に旅に出られる可能性が高まります。